場所






龍による水平方向

石柱による天方向

それをさて置き
帰宅人間ら
急いてらっしゃる夕方

アンテナ並列
巨大タンク座す

それをさて置き
薄てれながら歌唱舞踊
急いてらっしゃらない夕方

帰宅前人間ら
あっちゃらお仕事こっちゃら走行運動






聖鳴る






湾から急坂となっていて
山頂近く小さな畑

厳かな敬礼によって
くるり囲まれ小さな畑

手造り畑
軽妙な曲線畝

鷹やら隼ゆっくり飛行する畑上空

鷹やら隼より遠い
クリスマスイブという
言葉





鷺寄る池辺







鷺寄る池辺
少しずつ北へと移動する
鷺を遠くから波紋
われらの貯蔵を
自由にする飛行

池中央を高くして
鷺遠くへ飛行

われらの自由を
豊かにする旋律あり





人を知る






うなばらはるかより風来たりて家のあはいを通る

寂しい季節にほだされて
やはらかい愛を保持する

こんなあはいにやさしいひとたち集い満ちている

箒によって清らに整えられた海原
寂しい季節にほだされて
ひとを知る

やさしいひとに愛を送る





詩人の知るところによると

【詩人の知るところによると】




砂浜に足跡
このとき砂浜先に来ていて後から足跡来たと言うやから多けれど

詩人の
知るところによると
恐竜じゃないのに足跡先に来ていて砂浜来るのを待っていたと言う

それって星群
孤独な星群来ていたと言う

孤独な星群ならんで足跡になったと言う

砂浜来る頃には
足跡待ちわびて
音楽を奏でたと言う

砂浜に詩人の足跡
音符となって潮騒を演奏する






自然






異星に在住する我らなれど故郷を忘れない
そして広い自然を忘れない

寄り添っている
自然となって
広い存在を感じる

都会とか田舎
山や空
海そして森
宇宙

それらより広く身近に寄り添っている

ありがとう





ある時空






ガスっていた
沖縄南方の山
ガスっている青を行くやんちゃな船

ある時空に
鷹はゆっくり旋回しながら声をはなつ

ある時空に小鳥達はなやかに移動する

草むらを鳴らしながらマングース忍者走りする

ガスっている青からこちらへとあまけはい近づいてくる

それらを愛しいと思う
美しいと思う
夕べ過ぎてさえ










峠を越え向こう側
寂しさをたたえる夕べ
こちら側にやさしさずっと残して

善を受け美しい

つよさを教える夕べ
善を受け美しい

善は善より真実を与えられ受け継ぎ
受け渡す

すべての善きことは静かに受け渡される

永遠に与える善を幸せという





太古トカゲ愉快に笑う






太古トカゲ愉快に笑う

最高な歌聴こえると太古トカゲ愉快に笑う

太古トカゲは最高音楽を知っている
ひとよ最高音楽を知っているかい

太古トカゲの愉快な笑い声は最高音楽なのさ
太古トカゲと出会って太古トカゲに歌を聴かせ笑っていただけたなら

最高音楽家なのさ





ふくよか






いつから並んでいたのでしょう静かな通り

山とのじゃんけんのようにして飛行するふくよかな鳥

特等席を確保せずあわただしげな午後

はとうらすなおに引かず
押し寄せるふりしながら遠ざかる

山から柔らかくおりてゆく流れありてすなおに世界は静か




美を楽しむ






境界をあいまいにする風をやり過ごす午後

地球の翼かときくから知らんと答えてすいへいせんを諭す

邪なる群を征伐してやって来た城の裾なので少しあまり勢いなのさとすいへいせんに伝言する

笑いながら清掃している
美を楽しむ





秋に思う冬の船






高いところにいる卵
飛翔することができる存在

飛翔する魚
波の上を遠くへ飛翔することができる存在

青いシャツを羽ばたかせて彼女歩道橋を渡る

飛翔する船を知る存在

秋に思う冬の船





豊穣を運ぶ






豊穣を運ぶやつらいてごくろうさんと挨拶した

古代都市にて秋を感じたくて古代都市を呼んで秋を楽しむ俺だった

羽をなでちからをほぐして休憩をあたえてごくろうさんと挨拶した

諸君
哲学とは
そのようなことなのである





銀河の中心






賛美されていらっしゃるその笑顔なのさ

ほてった夕映えに清きシャツ風鳴る

それならと抱きしめるのさ

歩道橋の真ん中
銀河の中心なのさ

神はどこ?鳴っている中心のすぐそこと賛美して笑顔となっている彼女なのだから抱きしめるのさ

銀河の中心なのさ






秋台風






畑を耕す機械
お辞儀しているように働いている

その少し沖に高波
軍勢配置され軍勢ごとに待機して旗を振る

秋の台風どこか遠くの本隊こそ台風

畑を耕す機械
操縦する男
青い島草履にて操縦する男

なら
畑本隊はどのように振る舞っているのか

森へと続く坂道に風
風本隊の伝令を傍受して真詩を成す





船なのさ






船なのさと言う
丘すべて船なのさと言う

名をそこらじゅうに掲げて客室としている
それをたれひとり知らない

知られない船なのさと言う

昔びとら少し知ってたから巨大建造物として船をなぞった

けれどなぞっただけなのさと言う
ほんものは知られない丘なのさと言う





森と翼






大きな翼をすいへいにしてやたら美しい生物

森はすいへいじゃないからすいへいな翼の大きな存在はなんか変である

森はすぐに傾くことなどできない

大きな翼の美しい生物はすぐに傾いた翼を反対方向に傾けそしてすぐにまたすいへいを保持する

森はその生物より大きいのであろうか





善鳴る秋







今朝多くを語らない海原と相対していた

旅客飛行機ゆっくり過ぎてゆく初秋のそら

回転をするような水平線

多くを語らないどころかまったく語らずそれなのに感じること膨大な今朝の海原

それらを善という






レモンパン






レモンパンのような月だった。やさしい紙のように僕はドライブをして細い道にクルマをストップさせた。

細い道。ほんの数日前にはこれほど細い道じゃなかった。

両側から大きな勢いある植物ら押し寄せて細い道となってしまっている。

やがてさらなる勢いにて勢いある大きな葉っぱの植物群押し寄せて道路と僕のクルマを包んだ。

傾斜して植物群の自動階段となってやさしいレモンパンのような月へとゆっくり移動する。

やさしいなあレモンパンはとそんな風に思った僕である。





雑然としている日記帳






日記帳をぼさっとした生物ら

読まずぼさっとした生物ら

理論武装な議長席近くをぼさっとした生物ら

論壇向こうから勝手の違う生物ら

雑然としている
遠すぎる居住可能な惑星のように
雑然としている日記帳






謎真詩







つるっとした壁
昔びとらのさわやかな作業
吾をやさしいびとにしてくれる

この島に太陽花溢れてた頃
さかんにバタフライ謎をふりまいていた

謎として真詩を今びと吾記す





銀河話法







銀河を勢いよく泳ぎながら魚に問う昔ながらの話法にて甘く問う






静けさの裾揺れ






夕暮れを保存すれば永遠となって静かな浜

向こう浜に人居ない夕暮れを保存する

船さえ居ない波止場

向こう波止場に永遠の裾揺れ

こちら席に紳士やら神秘存在やら列席せりて久方なり








動く国道





「動く歩道」なる変なのあったけどまだあるのだろうか?
それより
「動く国道」にせよと
こうおっしゃるのさ

国道をコンベアに
流れて動くコンベア国道なのさ

国道と交差する道路を立体交差にする必要などない
動く国道に停車禁止帯を設ければよい。動く国道なのでクルマはすべて停止して国道コンベアに乗って流れるのだが、ところどころに停車禁止帯を設けることで、国道と交差する道路を通るクルマを国道横断可能にする

動く国道の流れるスピードはそれほど速くしない。社会システムを変えることで可能なことさ

停車禁止帯は国道ホンタイと逆流なので横断可能とす


自然環境によろすいとおっしゃるヌーバスなのさ





海畑






畑には畝がある
畝は波である
というと
海原じゃない
海畑なのだ

命は海から来た
というと
畑で育む

というと
畑は陸の海畑だ

鍬を海畑にふる

オールでボートが進むように

畑に鍬をふる
そして海畑進む





オーシャングラフ






なんらかのグラフでしょう夏バタフライ
警告というより参考までにと夏バタフライおっしゃったように感じてをります
さて
オーシャングラフを感じながら知りませんよと本を読む夏真昼





惑星静か時






肩を抱き合ってそれなのにけっこう奔放にうねる草々

惑星静か時
呼ぶ声を忘れず高きになでられ同列に微笑まれて

かわらないかわいい友情

惑星静か時
街から遠い丘に街のささやかな本音訪ねくる





世界音楽




森に小さな世界を置いた
傾いた小さな郵便受けユウナ高く微笑む
首振りながらすすきお喋り放題

音楽
どこより豊かに鳴っている




新しいジョーク







行く先々で

たましいを

浄化させながら

常に新しいジョークを

プレゼントする







時空間記録






羽毛は高性能な時空間センサーなのさ。鳥は羽毛によって時空間を記録しているのさ。だから鳥は枝等を瞬時に避けて上手く飛べるし、どんな不安定な場所にだって着陸できるのさ









なんちゃら




丘に来て
木々によって鳴る
王らの嘆きとか
なんちゃらやらを
気にせず歌う


まなつ丘






階段を何者かの肩幅
まなつ丘を擽る

島まで近い
どのような心理なのか
ずっと島まで近い

広がろうとする意図を
哀れむ俺

まなつ丘は
どこにだってあるのに
と言う





羽ばたいている






静かなほうへと行く
すると
寄り添って
羽ばたいている
そいつといっしょに
羽ばたいている







旅法






世界を作動させていたのさ

古い作法に頼って

寂しくなって作動させていたのさ
この世界を

だから古いのさ
古いこの世界

旅だらけな思いを
ほっけらかして
旅より旅立つのさ





自転車






丘に来ると言った
さらっとした祝日に言った

雲海と言った
うんかい
と言いたくなって
うんかいと言ったんだ

自転車を
うんかいの
丘へと押した祝日に

自転車を棚引かせて丘へ行ったと言いたくなって

自転車を棚引かせて丘へ行って

自転車を棚引かせて丘へ行ったよと言った






ナンテ






遠く置かれた真理を
忘れず連れて川向こうを
旅しながら
ビル風に挨拶する

完成された救いを憂い
愚鈍な群に怒り
ナンテとなって
川向こうを旅する

小さな声を忘れず小さな声に頷き
ナンテとなって
川向こうを旅する






歩こう






巨木から歓声降り注ぐ
下を行くビル群

巨大ビルにて
果実掲げる島人

抱き上げて
高く掲げて
にこやか

バス停に待ち人
バス停ごと抱き上げて
高く掲げて
にこやか

巨木から歓声
降り注ぐ
にこやかに受けて歩く

歩こう





台風ちゅうこっちゃ






台風
なんたる野生か
台風

それでいながら最新の些細なテクノロジーに影響されながら

なお野生なのさ台風

アドリブなのさ
台風の有り様はアドリブ演奏なのさ

木々には木々の
台風演奏ありて

詩人には詩人の
台風演奏ありにけり


ちゅうこっちゃ








詩人ヌーバス



バタフライふうらり飛ぶ

バタフライをうすっぺらとするな
バタフライは
分厚い書物とする

軽いからバタフライは
ついうすっぺらとする

けれどバタフライは分厚い書物

ページをゆっくり羽ばたかせふうらり飛ぶ

ページ数なんてすごい数なのさと言う

それぞれの場に
ページを保存すると同時にそれぞれの場にてページを更新するから
バタフライのページはすごい数なのさ

それを知ってりゃ
詩人






静けさの多様性






静かな夕暮れ。林を散歩する。林は雄大、けれどすぐに浜に降りる。ほんとうに雄大なうなばらやそらを浴びるようにして立つ

こうして私は静かな気持ちよさを満喫する

ひとは美しい。それこそ自然でありそれこそ林やうなばらと会話する美しい心である。林やうなばらには心があった

ひとになるというのは心を育てるということである。心を育てることによってやっと自然と会話できるようになる

林やうなばらにおとはある。鳥や獣に音はある。大きなおとのときさえある。けれどそれらすべての自然のおとは静けさの多様性である





健善






島バナナ立っている所は琉球か
可憐に島バナナの葉揺れる所はうちなぁか

まだ健在なのか琉球

まだ健在なのかうちなぁ

琉球ひととして島バナナの傍に立てばそこは琉球

うちなんちゅとして島バナナの傍に立てばそこはうちなぁ

騙さず騙されず

ひととしてあれば

健善なふるさと





なにやら中城湾






たわごとかと思うような
でかい船

中城湾沖をおさえつける如く
航行する五月真昼

島よりでかい船
なにやら少し腹立たしい

その前を作業船
ゴチャゴチャした作業船
ゴチャゴチャしながら
中城湾に意外な速度で
侵入する作業船
なにやらすごく腹立たしい






美しい人には美しい世界






おしゃべりながら
横に広がって飛ぶヒバリ

軒先を並べる礼儀正しい
静か人
遠慮しないで横に広がって
飛ぶヒバリ

世界を知るのは
静かに知って居続ける人

霊列を知り
礼儀正しい静か人
奔放旅を知り
礼を忘れない
静か人

美しい人には美しい世界






ムーンパーティー






月夜の広場にゃ
そこらへん
いんにゃ
異国やら異界やらから
すてきな御訪問者

キビ畑に微風
けなげなジュモン
持ち寄って

すてきなムーンパーティー
私まだ
ベイビーなにょから
きよきおちから
満載よって

すてきなムーンパーティー






常なる帰郷






わかなつ
ヒバリひそかな
帰郷となれり

柔軟なんじゃと
羽の種を若夏そらに
鳴らす

這う船ら
燃料の
操舵にて待機せり

若夏
常なる帰郷を
ひそかに喜ぶ






真詩自然






どのようなものらが関わっていたって自然は自然

道路ったって自然
すいっと琉球バード
道路ちょい上空をかっくうする

畑ったって自然
ほんじゃらけな黄バタフライ
ほんわかゆうられてゆく

スマホモニター上をおちゃらけちっさな自然かっぽする

僕の吐息にてどっかの自然に向かってったりする

きりっとして少し僕を脅しながらちっさなかれは訪問している

知ったら自然
しらなくったって自然






善なる喜び






大きい男
うりずんを従えて
笑っている

飛空精巧な
かわいらしいやつら
じゃれあって
うりずんを喜ぶ

善なる喜び

うりずん

来歴なら
かわいらしい木々
かわいらしい家々

善なる喜び

うりずん





世界語






世界語
それは美しい世界語
涼やかな丘に来たりて
翼を休ませ
ほんらいの言語を使って
語られる多様な物語

滅びし世界に
ほんらいの世界を教える
多様な物語

ほんらいの世界は
美しい

それは
ほんらいの心である





大らかな友情






新しい言葉を
また提示する

来るたびに
新しい旅人となって
来るたびに
新しい言葉を
また提示する

大らかな友情

来るたびに
新しい旅人となって
来るたびに
大らかな友情

大らかな友情を
喜ぶ






存在を喜ぶ






存在を立たせ
存在に語り掛ける

湾のふところ

丸い木をゆら立たせ
存在を喜ばせる

湾のふところ

静けさを知り
愛を与える
善を知り善を喜ぶ
存在を知り存在を喜ぶ





行き来する






さあサインなのかな
森を制御する
サインなのかな

子守歌なのかな

気軽さと
遠大な計算を
交互に行き来する
タクトなのかな

風を受けない
帆なのかな

かわいい仲間
あらゆる信頼





遠来する祈り






名は静かに
ここに留まる
少し先
いや
かなり先に海原

天に遠来して
ここに届く
小さな歌

拍手となった場
その
かなり先に海原

野に遠来して
ここに届いた花
拍手に濡れて
寄せ合う祈り

僕に遠来する祈り





南方っ子






シュールなわんぱくっ子
北風を服に抱えてはや走り

冬を知らない南方っ子ら
とっくに春追い越して
汗を抱えてはや走り

おきなわ上空は

おきなわなのさと

ほんとうの子供ら
はや走り






常世






押しつけられようとする嘘を
ぱっと論破する

翼より軽く丈夫な心

覚えているやさしさは
真実だと
ぱっと悟る

翼より高く舞い上がる美しい心





歴史余波来るほいさっさ






モクマオウの子供ら
似合いやがるぜ
モクマオウの子供ら
夕暮れ似合いやがるぜ

おとななナトポルナらの頭を
ぽんとしているぜモクマオウ子供ら

ナトポルナ笑った
下方の葉っぱをペロリとして
ナトポルナ笑った

太平洋から夕暮れ来る
なんだから太平洋方向から
歴史余波来るほいさっさ




スマイル






海原な町
背後にあって
海原な町の少し上に
スマイルあり

方々の季節を寄せ合って少し
疲れたような方々あり

海原な町前方海原に
七つ船あり

方々の物語を寄せ合って少し
疲れたような七つ船あり

それやこれやを綴る
すると
そろりとクールな巡礼
スマイルとスマイル
大いに嬉しい






最新旅人






大昔から変わらないという
はだかな先輩ら

ずんぐりと
要所に立っている

そこは要所か
きっと要所
大昔から変わらないはだかな先輩ら立つ場所なら要所よ

石段あるけれど
先輩ら石段に立たない

先輩ら石段近くに立っている
というより
恐れ多い先輩らの
傍に石段作ったのなら
恐れ多いよ

それでいてはだかな先輩ら
最新旅人なのよ