静けさの多様性






静かな夕暮れ。林を散歩する。林は雄大、けれどすぐに浜に降りる。ほんとうに雄大なうなばらやそらを浴びるようにして立つ

こうして私は静かな気持ちよさを満喫する

ひとは美しい。それこそ自然でありそれこそ林やうなばらと会話する美しい心である。林やうなばらには心があった

ひとになるというのは心を育てるということである。心を育てることによってやっと自然と会話できるようになる

林やうなばらにおとはある。鳥や獣に音はある。大きなおとのときさえある。けれどそれらすべての自然のおとは静けさの多様性である