宴を人類に






夕べに湾を賑わせる宇宙によるお喋り

祈りのような砂浜

重ねた砂

鼓笛隊を連れて
説得する
この夕べ
宴をと説得する

惑星らを従えて鼓笛隊最新旋律を持ち寄る

宴を
衛星に

宴を恒星に

先輩等に後輩等に

宴を人類に






僕らは知っていることを新たに知る






佇まい正して大きな船
すいへいせんを
リスペクトして並ぶ
午後

珊瑚らは実直な布石のように
中央より
島らへんにいます

こんびなあと
らしい建造らは
なで肩となって立つ

どこからか
自然の説教
僕らは知る

僕らは知っていることを新たに知る






小さな舟






小さな舟すぐに揺れます海原そのものとなって揺れるのです
小さな舟は海原そのものです
小さな舟は豊かな舟なのです






空楽






船に乗ること
波をすごく
緩やかにできること

これらの精には
誰の影響も受けないあの
空楽が

必要だとのこと

奏でる

星々の下を

奏でられた

空楽を受けて







故郷歌






反り返る
さとうきびの群
上空に
昼ムーン

かってにさとうきび
てんでにはなうた
歌い
上空に
昼ムーン


青空に
浸りながら
さとうきびの群
昼ムーン

故郷ありて
ともに歌う







川沿いを






高圧線の真下に座してる俺

遠くの水平線に座してる
巨大貨物船

語り過ぎる癖
語り過ぎる癖ありて
へきえき

悠久な天に属するたましい

高圧線の真下から
高等学校裏の
川沿いを経て旅を
続ける

ペットボトルを
携え
歌を公言して

公園を推敲して
芝生に朗らかになって
潮風ストリートを
闊歩する

悠久な天に属するたましい

陸沿いをパワーごと束ね旅をでっち上げる





くすぐったい竜さん






知ってる木そして知ってるアダンだったわけさ

春とか夏とか
じゃないわけさ

饒舌なすすき達とかよ
あでやかなバタフライ
とかよ

美しいおっぽな
小鳥さんとかよ

竜の背と
言ったってよ
やさしいわけさ

可憐なやつら
だからよ
竜だって

くすぐったいって

言ってたよ