可笑しい






胞子によって広がるその要求を進化という
なら慌ただしい

荒涼とした小惑星だと思ったとする
けれど
それは移動手段に過ぎない
なら慌ただしい

森を押し進めると同時に変化を飽和させる
としたら慌ただしい

鬼の菌糸こそあのツノなら慌ただしい

虎のパンツこそ菌類制覇地図なら
慌ただしい

時計としているその慌ただしさこそ
菌類のおっちょこちょいなら
可笑しい