うちゅうな午後







”すでにして滅び去った人類”

空方向に向かって座する月曜あまおとな午後

”すでにして滅び去った人類”

先ほどからうちゅう上空をバード類急ぐ午後

”気づいているそしてなお滞在している”

なつかしいひとらを近づけるあまおとな午後

”あらゆる世界に祝福されながら”

あらゆる世界を旅しながら滞在しているうちゅうな午後





余興

【余興】





ポーズ美しいバード
千万葉樹駆け上がり
ギフトを頂戴する

パンより上等と
言う

ホリデイによる
たっぷりな涼風
浴びて健気なポエム

わふう
絢爛な古風満載

うなばら走る
新しい懐かしさ





まことなる少年

【まことなる少年】





自在奔放島を呼ぶ
おそれながら

彼らを待機させる存在
それら存在らを
紹介する後書き

まことなる少年

おそれながら風を
そこらじゅうに
遊ばせる

まことなる少年







芸術






島ほどの雲を上空に
出現させる

水彩画ほどの虹を
島上空に出現させる

あれよとまちびとら
無邪気にハイテクを
崇拝する

それらを
丘にて確認する
絵筆やら万年筆にて
なぞる










可憐な衛星
路傍を照らす

階となって
ギンネムあのひとを待つ

知られぬように
護衛達者を大勢揃え
守られた港にて

あのひとは
本を読み続けている











肩を並べる
島に古くから居る友と
よけいな言葉を発さず

太陽と風によって
成し遂げられる集い

星座を渡る船の櫂を
挨拶として掲げる
そのような勇敢なユーモア

勇者は静か
そして美しい

勇敢なユーモアを
歌とする






ともに存在






背後に山ありて嬉しかりけり

静けさに押されカエル
声轟かせる

麓へと道ありて
お揃な鳥類活発化

うごはたけの野菜
清楚な整列を遵守せり

うなばらよなぜか
予定調和なおとなっぷり

背後に山ありて
われらともに
存在となる夕方