常世






押しつけられようとする嘘を
ぱっと論破する

翼より軽く丈夫な心

覚えているやさしさは
真実だと
ぱっと悟る

翼より高く舞い上がる美しい心





歴史余波来るほいさっさ






モクマオウの子供ら
似合いやがるぜ
モクマオウの子供ら
夕暮れ似合いやがるぜ

おとななナトポルナらの頭を
ぽんとしているぜモクマオウ子供ら

ナトポルナ笑った
下方の葉っぱをペロリとして
ナトポルナ笑った

太平洋から夕暮れ来る
なんだから太平洋方向から
歴史余波来るほいさっさ




スマイル






海原な町
背後にあって
海原な町の少し上に
スマイルあり

方々の季節を寄せ合って少し
疲れたような方々あり

海原な町前方海原に
七つ船あり

方々の物語を寄せ合って少し
疲れたような七つ船あり

それやこれやを綴る
すると
そろりとクールな巡礼
スマイルとスマイル
大いに嬉しい






最新旅人






大昔から変わらないという
はだかな先輩ら

ずんぐりと
要所に立っている

そこは要所か
きっと要所
大昔から変わらないはだかな先輩ら立つ場所なら要所よ

石段あるけれど
先輩ら石段に立たない

先輩ら石段近くに立っている
というより
恐れ多い先輩らの
傍に石段作ったのなら
恐れ多いよ

それでいてはだかな先輩ら
最新旅人なのよ






暖かい沖縄






暖かい

12月30日
沖縄暖かい

最新ファッションのように
上品なシュッとした木にホームステイする植物

忘れられた畑に
嬉しげな果実

ちっちゃな鳥
果実木のあわいを
跳び

弁論大会地区代表な
うるさ鳥らきたりて
てんやわんや

鳥ら若い
そして木らおちつきながら
ほんと若い

着物きて翻るようなバタフライ

味わい深い小道にて
しばらく過ごす
暖かい沖縄





屹立するひと






すごく荒野となって
屹立するひと

あらかた諸悪から遠く
屹立するひと

港は近くけれど幼い
エネルギイに委ね
屹立するひと

来る馬車や
来る巨大鳥獣を
軽くあしらって
屹立するひと

欲望を望まず
虚像を象らず
屹立するひと

我らの神殿
我らの真理
屹立するひと





夕べ琉球






珊瑚のような花
ふつうに揺れて
夕べ琉球を呼ぶ

要所に逞しい勇者
光りようを心得て
音符遊歩する夕べ

千年箒にて
愚か群らを
追放すると

清らかなひと
清らかな夕べ
琉球を楽しむ