森の祭り






ごろんと果実

真実の味

森に所属する祭りの

太古の声





若夏や島草履にて島から島

古い島ゾーリを新しい島ゾーリに替えてくれるっちゅうこって
『地域交流物品センターらへん』にわし行ったんじゃ

「貴様!ゾーリ替えに来たのか?」

「わしのゾーリ戦前のブツやから替えてちょうよ」

「貴様!ゾーリ戦線から敵前逃亡の脱走兵だな?」

「へい、さようでげす。んなことより替えてーなあ」

「仕方がない。若夏ゾーリをあげるからどうぞ」

ほいきたサッサ

で、帰り

若夏ゾーリまだ出来立てで
アッチアッチ

とほほの徒歩

娯楽






収集した娯楽で

彗星の尾ほどある退屈を

誤魔化せず

人を探す

どこかに大勢いるはずの
人を探す





アウラ






聖なる場

汚れた場

次元異なる

僕らの聖なる場は
汚れない

南洋杉は
僕らの聖なる場にいる
のでさわやか

南洋杉にアウラ
太平洋と会話する
銀河と会話する
アウラ





若夏な正午






うなばらを両手で抱える島々

島々を懐に抱えるうなばら

蝉の配置は立派

立派な音
客席にふってくるから
嬉しい

嬉しいうなばら
嬉しい島々
嬉しい自然

若夏な正午






サラダ菜スタイル






浴衣を来て夜の市場へ

サラダ菜買って

ドレッシングは天の川

さらりと微風

サラダ菜スタイル





静寂のホンタイ



大きな木が数本あって、石段九段の上に慰霊塔あり。
風。大きな木は大きな木なりの音をたてる。小さな木は小さな木なりの音をたてる。柔らかい葉堅い葉それぞれ音を振り分けられて音降りしきる。

恒星に向かい、惑星に向かう木々。はっきりとした美しさ。
すでにして沖縄に蝉音賑わいに満ちて星座のような構成。慰霊塔は静か。