真詩静けさ
レイン
木の葉うらに潜んでたバタフライ
レイン上がると
小さな草花へと
移動する
下方にゆらり
移動するバタフライ
美しい
静けさは美しい
真詩冬の船
今宵頂点の星座
悠久の香り
波紋の羽音をたて
たましいの船
ひた走る
きみの
真っ直ぐな歌を
帆に受けて
ひた走る
ハンサム
おまえの
瓶の蓋は
おれが開ける
おまえの瓶の蓋は
おれが開ける
だが 待て
その瓶は
おれの瓶だぞ
しかたない
おれの瓶を
お前にあげよう
ただ
そのラベルは
俺の額に貼ってくれ
ハンサムと書かれた
そのラベルだけは
俺の額に
貼ってくれ
善ます
オクトウバァレイン
降りしきる
キビ畑にて
風を拾って
オクトウバァレインボゥ
架かるところ
速度ます
善なる飛翔
速度ます
真詩人
島は島だ
所有できない
海原は海原だ
所有できない
ほんとうの言葉は
所有できない
常に新しくして
心震わせて
すべてを新しく所有しながら
真詩となって心震わせる
真詩荒野
バタフライになったりブルースになったりツンドラになったりだ
休息の地平線に浅く腰掛け靴紐を結ぶのさ
スティックはコーラの空き缶
荒野はロックンロール
愛を呼ぶ
雨を呼ぶ
雨が来る
身近に
冷たいけど身近に雨が降るとき寂しさが冷やされる
冷えた思い出を持ち運んで傘の内側は少し
少し温い
それを愛と呼ぶ
雨を呼ぶ
雨が来る
愛とともに
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